・野沢菜ちょっと驚きな食べ合せ この食べ合せは、信州では普通かもしれません。 それは、納豆に野沢菜を細かく刻んで入れて食べるのです。 野沢菜のシャキシャキした食感が最高です。しかし、どこが驚きかというと、それは納豆が苦手な人でも野沢菜を入れる事によって納豆を食べる事が出来る様になるかもしれません。納豆が苦手な方の大多数が匂い、ねばりなどです。 まず納豆に野沢菜を入れる事によって、あの強烈な匂いを抑える事ができます。 『野沢菜の様な漬け物には乳酸菌がいて乳酸を作ります。乳酸は納豆に含まれているアルカリ性のアンモニアを中和します。したがって納豆のニオイが少なくなります。』 実際、私も試してみましたが納豆だけで混ぜている時は嫌いな人には耐えがたい物が 有りました。ですが、そこに野沢菜を入れたところあの強烈な匂いがどんどん消えて行きました。完全に無臭になるわけでは有りませんが、かなりの効果が有ります。 ネバネバを解消するには納豆に附属のタレを水で２倍に薄めて空気が入る様に撹拌 するとほとんど粘りが無くなるそうです。是非一度お試し下さい。 ・野沢菜驚異の食べ合せ 人間の体内では、絶えず活性酸素が発生しています。活性酸素は人間が 呼吸する事により体内にできる不安定な酸素で、赤血球により細胞にくまなく 運ばれた酸素は細胞内で糖分や脂肪を燃やしエネルギーを発生させます。 この時燃えた酸素の2％が活性酸素に変身します。活性酸素は他の物質と反応し 体外から進入してきた細菌やウイルスを消去します。しかし、過剰の活性酸素は、 正常な細胞や遺伝子を傷つけたり、ガンの一因にもなります。また血液中では 脂質と反応し動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病の引き金にもなります。 抗酸化力はこの活性酸素による酸化を防ぐ力の事で、強ければ活性酸素の 酸化を防ぎ生活習慣病の予防になります。抗酸化力を持つ物質を抗酸化 物質といいます。抗酸化物質には、お茶・赤ワインのポリフェノールなどが 知られていますがビタミンＣ、Ｅにも抗酸化作用があります。 お茶と野沢菜の食べ合せで驚くほど大きな抗酸化力が生まれる事がＴｖ番組で 放映されました。